濃州刀剣工房 通販カタログVol.27
A119 ★委託品 定価  580,000円
( 月々36回払いの場合 19,800円
<表銘> 源盛次(金剛兵衛)
<裏銘> 不明(八月吉日)
外装 焦茶皮巻黒艶塗鞘
法量 長さ69.2cm 反り2.1cm 目釘穴1個
元幅31.0mm 元重6.5mm 先幅21.0mm 先重3.8mm
形態 鎬造、庵棟 金具 銀地天正
地鉄 板目に肌流れる 鉄地茗荷図透
刃文 直刃に小乱れ交じり 目貫 金鍍金美濃笠図
鋩子 直ぐに入り返る 振る時の重さ 940g
生ぶ 筑前(福岡県)
鑑定書 日本美術刀剣保存会(保存刀剣) 時代 室町時代後期(大永頃)

★源盛次は左文字の父親か師匠と推測されている西連という刀工の子孫を自称し、筑前国(現在の福岡県)で作刀していた金剛兵衛と呼ばれる刀工群の中の一人です。合戦が多かった戦国時代当時、豊後高田とともに双璧とされ、実用本位の刀を多く生産して周辺国に供給していたと伝えられています。本作は、姿や造込みから、室町時代後期の大永から享禄前後の作と思われる貴重な一振です。