濃州刀剣工房 通販カタログVol.26
A139 定価  380,000円
( 月々36回払いの場合 13,000円
無銘(伝 石堂運寿是一)
外装 白正絹巻黒青貝散し塗鞘、白鞘
法量 長さ70.3cm 反り1.5cm 目釘穴1個
元幅32.3mm 元重7.8mm 先幅23.0mm 先重5.0mm
形態 鎬造、庵棟 金具 赤銅地牡丹図
地鉄 板目詰む 鉄地雨龍図
刃文 足長の小互の目乱れ 目貫 銅地龍図
鋩子 直ぐに小丸返る 振る時の重さ 1130g
生ぶ 武蔵(東京都)
鑑定書 NPO日本刀剣保存会 時代 江戸時代末期(安政頃)

★石堂運寿是一は、江戸時代末期、黒船が来航した嘉永頃の刀工で、幕末期の備前伝の名工、長運斉加藤綱俊に入門して作刀を学びました。後に備前伝の名門であった石堂家に養子として入り、七代目を襲名したと伝えられています。本作は、綱俊の師、水心子正秀が晩年に盛んに写し物に取り組んでいた影響からか、古備前あたりの作を写したものと思われます。低い刃の中に、小詰んだ動き、映りなどが再現された意欲作です。